ニュースリリース
新製品「リオネットシリーズ」の耳かけ型補聴器が2017年度グッドデザイン賞を受賞
2017年10月04日


リオンは、より自然な聞こえを追求し開発した"リオネットエンジン"を搭載する当社製最上位モデルの耳かけ型補聴器[リオネットシリーズ HB-A3・HB-A5]にて、2017年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
今回の受賞は、「機構を工夫して装着時でも操作しやすくフィードバックが得やすいスイッチや、電池蓋も指先の感覚だけで位置を把握できるようにするなど、高齢者に対するきめ細かい配慮がなされている(審査委員による評価抜粋)」などが高く評価されたことによります。
なお、リオネット補聴器のグッドデザイン賞受賞は5回目となります。
右の写真は耳かけ型補聴器[リオネットシリーズ HB-A5]
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント(全文)
使いやすさを精緻な設計で実現させた製品である。
機構を工夫して装着時でも操作しやすくフィードバックが得やすいスイッチ。
電池蓋も指先の感覚だけで位置を把握できるようにするなど、高齢者に対するきめ細かい配慮がなされている。
深みのある色と近接した2色によるツートーンなど、ユーザーに所有する満足感を提供しており、極めて丁寧に作り込まれていることが評価された。
今回受賞した耳かけ型補聴器 [リオネットシリーズ※ HB-A3・HB-A5]について
視覚的に小さく見える効果がある2トーンの配色と、肌の色との相性を考慮して厳選した9色の多彩なカラーバリエーションをはじめ、全体的にボリューム感を抑えたスリムな形状を採用。
補聴器をつけたままでもボタン操作しやすいよう、突起部分を設けて指先の感覚だけで位置を把握できるよう工夫しています。
さらに、耳に接する部分には、多くのデータを分析して導き出した、日本人の耳の形に適した曲率「リオネットカーブ」を採用し、確かなフィット感を実現しています。
※「リオネットシリーズ」とは、本年8月21日から順次販売を開始した当社製最上位モデルの補聴器です。新たに開発したデジタル信号処理ユニット、"リオネットエンジン"を搭載し、高速、かつシームレス(継目のない)なデジタル処理により、出力までの時間が短く、違和感の少ない自然な聞こえを実現しています。さらに、新機能として音が響く場所でも聞き取りやすい「残響抑制」を搭載するとともに、言葉の聞き取りを明瞭にする「音声強調(SSS typeR)」、不快なピーピー音を抑制する「ハウリングキャンセラー(AFBC typeR)」などの機能強化を実現しています。
リオネット補聴器の受賞歴
1971年 補聴器[HA-27]、補聴器[HA-28]、補聴器[HA-29]
2000年 耳かけ型補聴器[DIGITALIAN・HB-D1,RIONET・HB-56P,HB-56MC,HB-56K,HB-56S]
2002年 補聴器[リオネット・HI-70]
2014年 補聴器 [HB-W1シリーズ]
グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」に出展
本年11月1日(水)から東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」において、耳かけ型補聴器[リオネットシリーズ HB-A3・HB-A5]が本年度受賞デザインとして紹介されます。
会期:11月1日(水)~11月5日(日)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
「グッドデザイン賞とは」
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/