半導体や薬品、食品、医療の現場などでは空気中の微粒子数を厳密に計測し、空気清浄度を確保しなければならない。こうした現場で使用される清浄空間がクリーンルームだが、その清浄度(クラス)は単位体積に含まれる粒子の数で定義される。リオンが微粒子計を製造するクリーンルームは、「クラス3」の性能を有しており、この空間では大きさが0.1 µm(1mmの一万分の一の長さ)の粒子が1㎥あたり1,000個以下、0.5 µmが35個以下というものだ。つまり「3」という数字はリオンと深い関係があるのだ。数字とリオンの不思議な関係
元のページ ../index.html#23