気候変動や地球温暖化の影響によって、水源地の藻類などが異常繁殖する中で、日本各地の浄水場は、凝集障害や濾過閉塞などの、生物障害に直面しています。いま求められているのは、ピコ植物プランクトン等の増減によって処理プロセスの対応を行う、より高度な水質管理です。生物粒子計数器は、水道水の濁度や味、安全性に大きな影響を与える様々な微生物のリアルタイム計測によって、水質管理における一歩進んだ対応を可能にします。
タイムリーな水質管理が可能
計測結果がリアルタイムに得られるので、凝集剤や塩素の注入時期、量などを確実かつタイムリーに判断できます。
蛍光顕微鏡で判別できない微生物も検出
塩素注入によって蛍光が退色したピコ植物プランクトンなど、蛍光顕微鏡では目視で観察できないものでも、生物/非生物の判別が可能になります。
特別なスキルは不要
一度セットすれば、あとはリアルタイムの測定結果をコンピュータで確認するだけ。使用にあたって特別な技術は不要です。