磁気ループ補聴システムの特徴
- 磁気ループとTコイルの原理
- シングルループとフラットループ、定電流アンプ
- 磁気ループ補聴システムの特徴
- 補聴援助システムとしては最も歴史があり、世界共通で使用されていますので、どこのメーカーであってもTコイル(誘導コイル)が装着されている補聴器で利用可能です。
- ループの内側で感度良く補聴できるよう調整されていますので、サービスエリアをある程度制限ができます。
- 床面にループがある場合、床からの高さによって感度が変わります。座位と立位によって、あるいは利用者の身長によってその入力感度が変化します。
- 基本的には、低音域の感度がやや低い特性があります。
- ループの設置個所に工夫することで、カウンターから机上、床面や壁面など広い用途で使用することが可能です。
- 高圧送電線直下、大型モーターやコンプレッサ付近、大型インバーター付近、車両内など環境による磁波雑音が多い場所では使用できない、あるいは快適に使用できない場合があります。
- 複数のループ補聴システムが近い位置に存在する、あるいは使う予定がある場合は、そのレイアウトや磁波出力調整、ループ形式を考慮した設計にすべきです。
国際ループ設置マーク