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~国際協力機構(JICA)の支援を受け、航空機騒音に関する技術協力をスタート~
ベトナムで初となる航空機騒音観測システムの導入決定

2018年10月02日

リオンは、国際協力機構(JICA)の支援のもと、9月10日に、航空機騒音の監視および測定技術の確立に向けた技術協力の実施に関して、ベトナム民間航空局、ベトナム空港公社と当社による3社の合意契約を締結しました。この合意契約に基づき、本年11月に、ベトナム北部最大のノイバイ国際空港(ハノイ市) に、当社が提供する航空機騒音観測システムを設置するとともに、測定評価マニュアルの作成・提供、機器の測定技術指導を実施します。なお、ベトナム国内の空港において航空機騒音観測システムの導入は初めてとなります。


精密騒音計「NA-39A」

当社は、日本国内において40年以上にわたる航空機騒音監視装置の販売、保守サービスおよび測定方法の開発の実績があります。
この実績をもとに、2017年7月、ベトナムにおける航空機騒音の監視および測定技術の確立に向けた技術協力について、ベトナム民間航空局(CAAV:Civil Aviation Authority of Viet Nam)と覚書を締結しました。本年3月には、ベトナムの航空機騒音測定技術の指導及び普及を図ることを目的に、国際協力機構(JICA)の「民間技術普及促進事業」に採択されました。このたび、ベトナム交通運輸省(MOT: Ministry of Transport)の許可がおりたことから、ベトナム民間航空局、ベトナム空港公社(ACV Airports Corporation of Vietnam)と当社の3社による合意契約を締結しました。これに伴い、本年11月にベトナムでは初めてとなる航空機騒音観測システムを北部最大のノイバイ国際空港(ハノイ市)に設置するとともに、測定評価マニュアルの作成・提供、機器の測定技術指導を実施します。今後、ベトナム国内の他の主要空港にも同様の技術協力を目指してまいります。
当社は、航空機騒音に限らず、鉄道や道路交通騒音も含めたベトナム国民の環境騒音の保全に貢献できるよう取り組んでまいります。


※右の画像は航空機騒音観測システムの核となる精密騒音計「NA-39A」


合意契約の調印式の様子

    調印式の様子

    ※写真前列左より ベトナム空港公社 グエン・ディン・ドゥン副社長、ベトナム民間航空局 ダオ・ビァン・チォン副局長、
    当社 取締役環境機器事業部長 岩橋清勝

ベトナムでの当社の取り組みの概要